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 私たちの職場、私たちの仕事

横浜営業所 中山道寛さん

 私は関東エリアを中心に外食のチェーン店・スーパーのお惣菜・町のとんかつ店・食肉店・惣菜店など幅広くパン粉のご提案をする仕事をしております。

 近年ではお客様のニーズは多様化しており、「口溶け感」「見た目の剣立ち」「揚げた後の色合」等、お客様の要望も様々です。

 また、お客様が私共の商品を何時召し上がられるのかも重要なポイントです。揚げたてを召し上がられる「とんかつ店様」と、揚げた後時間をおいて召し上がられる「惣菜店様」では、提案する商品も変わってくるのです。

 時にはお客様より「厚切りロースとんかつを作りたい!」「ジューシーなメンチカツを作りたい!」等の要望に対しては自ら試作し、試行錯誤しながら具材の大きさや形状や厚みなどを把握し製品提案していきます。提案が上手くいかず冷や汗をかく事も多いのですが、逆に「共栄さんのパン粉で揚げた商品は最高だよ!」と言って頂ける事もあります。その声が私にとって「この仕事をやっていて良かった!」と思える瞬間です。

 パン粉という食材を通して弊社のパン粉が食卓の名脇役になれるよう頑張っていきたいです。


経理部 伊藤総太さん

 経理部では、売上高や諸経費のチェックを行うことにより、いかに無駄を省き、利益向上に貢献できるかということを業務としています。現預金のデータ処理を日々行い、毎月末から月初めにかけては月次決算書を作成します。

 1995年11月からは全事業所のデータ、2010年7月からは海外子会社のデータを本社に集中するシステムをとっているため、以前に比べて3~4倍近い量のデータが入ってくるようになりました。いつも追われるように処理をしているのが現状です。

 毎年9月には年間予算の作成、翌4月前半にかけては後期予算の修正、そして11月には年次決算を作成します。約1ヶ月を費やして作成するこれらの資料は、下資料も加えると厚さ5cmをゆうに越える、膨大なものとなります。しかし作成する一方で商品は毎日動き、売上データは毎日飛び込んできますから、資料が完成してもその喜びに浸ってはいられません。

 データ処理の正確化と迅速化を図ろうと、当部門では現在新たな情報処理システム作りに取り組んでいます。全国事業所や海外子会社の情報とデータを本社に集中させて管理するものです。これからも当部門としては、日々のデータのチェックを徹底することにより、経費削減の提案を行っていきたいと考えています。また、一製品ごとのコストの分析も行い、当社商品を市場競争力のある強い商品に育て上げることにも貢献していきたいと思っています。


タイ国勤務 岡崎弘毅さん

 ユナイテッド共栄フーズ(株)は1988年、日本の大手冷凍食品メーカーの要請でタイに進出しました。冷凍食品メーカーでは、それまでタイのエビ等は冷凍して輸入し、日本で解凍し加工していました。しかしそれでは鮮度が落ちる。そこでフライ類を現地パックしようとタイ進出を決めたわけですが、現地ではパン粉がありませんでした。このために当社に一緒に出て欲しいという要請がきたわけです。

 タイ最大の製粉会社UNITED FLOUR MILL社、三井物産と合弁で進出を決めました。現在、従業員は約150人位です。当初は、日本では考えられないようなことで苦労しました。例えば衛生面。タイはトイレで紙を使いません。手で処理するのです。生活環境が衛生的でないことは食品会社にとって致命的です。このため日本的な衛生教育をたっぷり時間をとって行いました。それでも細菌数を抑えるのに苦労しました。

 しかし、もちろん苦労ばかりではありません。こちらでは皆フレンドリーなので、年齢・国籍を問わずいろいろな人と知り合え、交友関係が広がりました。また食べ物は安くておいしい。私はほとんど外食ですが、屋台で食べれば1食100円~150円くらいです。タイ語もかなり上達し、土地の生活にもなじんで、タイに対する理解もある程度深めることができました。これは仕事の上で大変助けになっております。

 いつか全世界の人々においしいパン粉を、まずは東南アジアから足場を固めるべく、頑張っていきたいと思います。


製造部 吾妻稔さん

 いいパン粉ができるかどうかは、いいパンが焼けるかどうかにかかっています。表面がふわふわで、キメの細かいパンはいいパン。反対に表面がツルツルで、スポンジのようにキメの粗いパンは使えません。

 いいパンになるかどうかは、仕込みの発酵段階で決まってしまいます。「温度・計量・時間」。この3大要素を微妙に調整することで、常に一定のパン生地を作らなければなりません。季節によって原料、環境共に状態が変動するので、調整作業はなかなかの職人技です。

 例えば冬季。室温が低いのはもちろんのこと、ミキサー自体も冷えてしまいます。そのため、仕込み水の温度を高めにしたり、ミキサーの時間を長くして、生地温度が高くなるように調整します。梅雨時期は小麦粉が湿気を吸っていることが多く、加水量の調整が必要です。

 一定の生地作りに努力しますが、季節の変わり目などは生地が適温にならなかったり、やわらかめになってしまったりします。その場合、次の工程で生地を分割する大きさを変えたり、発酵時間を調整したりするわけです。

 とにかく1ヶ所でもラインにトラブルがあると、そのとき流れていた仕込み生地が台無しになるので、いっときも油断できません。パンに入っているイースト菌は常に生きていますから、発酵オーバーになって機械にくっついてしまうのです。

 パン作りは生き物を育てるのとよく似ています。これからも生地状態の小さな変化も見逃さず、愛情をもって安定した生地作りに励みたいと思います。


生産技術部 研究開発担当 成相昌雄さん

  消費者のライフスタイルの変化により、食品市場は大きな転換期を迎えていると言われています。パン粉業界も例外ではなく、ユーザーから寄せられる要望はより高度な研究・技術を必要とするものとなってきました。電子レンジ対応商品市場の拡大から「チンしてもサクサク」という品質が求められ、高まる健康志向を背景に「油を吸わない、油切れのよい」商品が求められています。

 最近では、あるユーザーから「腰の強いパン粉」という宿題を頂きました。これはライン上で具材に衣を付けるときにパン粉が砕けないように、という要望でした。当社の主力商品である生パン粉は、揚げたときの見栄え・食感ともに自信のある製品ですが、食感を損なわずに機械適性を向上させるということで、粉を含めた原料の選定、製法の改良などから着手し、研究に3~4ヶ月を費やしました。

 生地作りから粉砕まで現場につきっきりでサンプルを作り、ユーザーに提出し、待つこと約1ヶ月。 その間にユーザーサイドでラインテスト、フライテスト、味覚テストなどを行って厳しく検査しているわけです。OKを頂いたときにはさすがに嬉しいというよりほっとした気持ちの方が強かったです。

 今後は多様化する品質への要望に少しでも早く対応するよう、否、むしろ先取りするよう、研究を重ねていきたいと思っています。